盛岡中央高校では、毎年、夏休み明けに「ＣＨＵＯ国際教育フォーラム」という行事をおこなっております。この行事は、所定のテーマについて海外の姉妹校生徒とともに共同研究をし、発表をおこなうものです。今年はその第１９回目をむかえ、国内、海外の姉妹校２１校を招いて、８月３１日にマリオス盛岡地域交流センターで開催いたします。

　このたび、その研究テーマ四つのうち、「国際ボランティア」「環境問題から考える防災」の２グループ、１５名の生徒が８月１１日にグローバルキャンパスにお邪魔させていただきました。立教大学・岩手大学の学生、留学生の皆さんが３泊４日で協働ボランティアをおこなっている、その最終日に参加させていただきました。

　午前中は、大学生の先輩たちのプレゼンテーションの準備、発表を見学させていただきました。英語が飛び交う中で、プレゼンテーションを組み上げていく過程は、とても参考になりました。発表に対する質問の機会を与えていただき、本校の生徒たちもせいいっぱいの質問を先輩たちにぶつけておりました。

　昼休みは、大学生の先輩たちとランチをご一緒させていただきました。気さくな先輩たちのおかげで、すぐに打ち解け、コミュニケーションをとっておりました。

　午後は、それぞれの研究テーマに分かれ、ご講義をいただくとともに、フォーラムで発表するプレゼンテーションを見ていただき、ご指導をいただきました。

「町づくりは、人づくりから。」陸前高田市参与の村上清先生からいただいた言葉の重さを胸に、グローバルキャンパスを後にしました。

（盛岡中央高校　教諭　谷村長敬）