岩手大学は、「Iwate University DRR Global Platform  in Rikuzentakata 」を１月２２日、２３日に陸前高田グローバルキャンパスで実施しました。

 

　この集中講義は、大学院地域創生専攻の「Global Communications Special」の関連イベントとして、大学院生が防災にかかわるテーマをジュネーブで開催された国連防災会議から選択し、国際会議の発言者であるかのように英語で発表するものでした。

　

　イベントには国連防災機関のトップであり国連事務総長特別代表でもある水鳥真美氏が滞在中のロンドンからオンラインで参加し、発表した院生たちへの講評を語ってくださいました。　この会議の前には、参加者は陸前高田市内の震災復興の状況を視察しました。　

 

 

■参加学生の感想

 

　今回の研修では、陸前高田の震災復興について学ぶことができました。また、UNDRRの国際的な課題について学び、その発表をUNDRR事務局長の水鳥国連事務総長補にもオンラインで参加していただくなど貴重な経験をさせていただきました。(修士課程２年U君)

 

　研修では,外国人の方や国連事務次長補の水鳥さんに向けて英語で発表を行い,貴重な体験をすることができました.また,相手に伝わるように内容を理解し,話すことは英語でも日本語でも大切だと改めて学べました.今回の経験を糧に,今後は国際的な取り組みについても見識を深めたいです.　（修士課程２年O君）

 

　勉強になる内容が多く，英語に対して今まで積極的に触れてこなかった私にとって，英語力のなさを痛感すると共に，自分の気持ちや考えを伝える上で正しい英語を使うことの大切さを学びました．　また，普段接することができないような方々とお話する機会を設けていただき，今後，社会に出る身として，とても貴重な時間を過ごすことができました．今回学んだことを国内だけでなく世界にも発信していけるよう，まずは英語に慣れ親しんでいきたいです．（修士課程２年　Sさん）