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【オンライン開講】立教大学ジェンダーフォーラム2020年度公開講演会「フェミニズムが変えたこと、変えられなかったこと、そしてこれから変えること」(2020/09/17)

2020/09/01

ジェンダーフォーラムでは、去る2020年5月16日(土)に、認定NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワークとの共催で公開講演会の開催を予定しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大のため、やむなく延期となっておりました。このたび、ようやくオンラインでの開催の運びとなりましたので、あらためてお知らせいたします。奮ってご参加ください。(参加にはお申し込みが必要です

◆日 時: 2020年9月17日(木) 17時30分~20時30分
◆場 所: Zoomウェビナーによるオンライン開催
◆申込み: 右のURLよりお申し込みをお済ませください。http://s.rikkyo.ac.jp/f9e15bb
      (※後日、ウェビナー参加用のミーティングIDをお知らせいたします)
◆定 員: 500名(定員に達し次第、お申し込みを締め切ります)
◆対 象: 本学学生、教職員、校友、一般
◆概 要:

昨年来の#MeToo、#KuTooムーブメント、東医大不正入試や性虐待無罪判決への怒り、東京大学入学式での上野千鶴子さんの祝辞が話題を集めたことなど、フェミニズムへの関心が高まっている手応えを感じます。参院選でも史上最高数の女性候補が登場し、ジェンダーに関わる政策が注目を浴びました。若い世代でためらわずフェミニストを名のる女性も増えてきました

とはいえ、リブから半世紀、日本のジェンダーギャップ指数は、世界153か国中121位(2019年)と低迷し、男女平等はいまだ道半ばにあります。そしてまた担い手の高齢化に伴って、フェミニズムは世代交代の時期を迎えています。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)は、女性の活動のレガシーを伝えたいと活動を始めて10年になりました。本講演会はWANとの共催で「フェミニズムが変えたこと、変えられなかったこと、そしてこれから変えること」をテーマに、女性たちがこれまで切り開いてきた達成をふりかえり、残された課題と、これからフェミニズムが社会にどのようにかかわっていくのか、これからの10年を考えます。

◆講 師:

 田中 美津氏(鍼灸師)

1943年東京都生まれ。1970年代初頭に始まったウーマンリブを牽引。1975年の国際婦人年世界会議をきっかけにメキシコに渡る。未婚の母となり、4年後に帰国、鍼灸学校に入学。1982年治療院「れらはるせ」を開設、現在に至る。田中を追った映画『この星は、私の星じゃない』(吉峯美和監督)が2019年に公開。著書に『いのちの女たちへ:とり乱しウーマン・リブ論』(田畑書店、1972年)、『かけがえのない、大したことのない私』(インパクト出版会、2005年)、『明日は生きていないかもしれない……という自由』(インパクト出版会、2019年)、『この星は、私の星じゃない』(岩波書店、2019年)など。

 酒井 順子氏(エッセイスト)

1966年東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを発表。立教大学卒業後、広告会社勤務を経て執筆専業となる。2004年、『負け犬の遠吠え』(講談社)で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。著書に『下に見る人』(角川書店、2012年)、『地震と独身』(新潮社、2014年)、『男尊女子』(集英社、2017年)、『百年の女:『婦人公論』が見た大正、昭和、平成』(中央公論新社、2018年)など多数。

 小川 たまか氏(ライター)

1980年、東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科修士課程修了。編集プロダクション取締役を経て2018年に独立し、フリーライターに。Yahoo!ニュース個人「小川たまかのたまたま生きてる」などで執筆。性暴力被害当事者を中心とした団体・一般社団法人Springスタッフ。性暴力と報道対話の会メンバー。著書に『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス、2018年)

 佐藤 文香氏(一橋大学大学院社会学研究科教授)

専門はジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学。主な業績に『軍事組織とジェンダー:自衛隊の女性たち』(慶応義塾大学出版会、2004年)、『ジェンダー研究を継承する』(編著、人文書院、2017年)、『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた:あなたがあなたらしくいられるための29問』(監修、明石書店、2019年)など。

 上野 千鶴子氏(東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長)

社会学者。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。2013年から2018年まで立教セカンドステージ大学で客員教授を務める。その経験の一部は『情報生産者になる』(ちくま新書、2018年)に紹介されている。1994年、『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。その他著書多数。最新刊に『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(共著、大和書房、2020年)。

◆主 催: 立教大学ジェンダーフォーラム

◆共 催: 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)

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