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移動式木造住宅を利用した次世代型応急仮設住宅の見学・体験施設の開所式・内覧会、体験型研修プログラムを実施しました(2020/02/21-22)

2020/03/04

陸前高田グローバルキャンパスでは、災害時に福祉避難所や応急仮設住宅として利用できる移動式木造住宅を全国で初めて内覧・体験可能な形で設置、2020221日に開所式・内覧会を実施しました。続いて関係者による体験型研修プログラムも試行、「福祉避難所、応急仮設住宅の現状と課題」「避難生活と人権」についての講義を行ったほか、市民の方から避難生活の体験談を伺いました。

 

移動式木造住宅は今後も内覧いただけますので、ご希望の方は陸前高田グローバルキャンパス校舎2階の事務局までお気軽にお越しください(開室日時はこちらをご覧ください)。また、体験型研修プログラムも実施予定です。詳細は決まり次第、本ウェブサイトでお知らせします。

 

【移動式木造住宅とは】

2018年西日本豪雨の被災地、岡山県倉敷市において、災害救助法に基づく応急仮設住宅として我が国で初めて採用され、その後、 2018 年北海道胆振東部地震、 2019 年台風 19 号においても採用されました。移動式木造住宅は一般の恒久住宅として利用できる木造住宅として開発されているため、一般住宅と同等以上の住宅性能を有しているといわれています。平常時はホテルや研修施設等として利用し、災害時はトラックに貨物として載せて瞬時に移動させ、福祉避難所や仮設住宅として利用する「社会的備蓄」が可能な施設です。トレーラーハウスとは異なり、23 階建てや水平に連結して広い間取りを構成することができる といった特徴を有します。

 

立教大学・長坂俊成教授による講義

 

多くのメディアの方にご取材いただきました。

 

 

展示中の移動式木造住宅の内装

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