2019年12月22日(日)、立教大学の学生による復興支援団体Frontiers (池袋キャンパス)、Three-S (新座キャンパス)が合同で地元の子ども向けにクリスマス会を開催しました。同イベントは2017年度から実施しており、今回で3度目の開催となりました。

当日は13人の学生がグローバルキャンパスの職員の方とともに運営を行い、18人の子どもたちとイベントを盛り上げました。今年度は「みんなでわいわいクリスマス―-守ろう！みんなのサンタさん！」をテーマに、ミニゲーム・お菓子作り・ビンゴ大会・飾り作りの計4種類のイベントを企画。それぞれのイベントにおいて、学生と子どもたちとが交流を深め、楽しみました。

なかでも今年度の新たな試みとして企画した「飾り作り」は、模造紙に描いたクリスマスツリーを4分割しグループごとに折り紙やイラストなどで装飾したのち、最終的に組み合わせて１つのクリスマスツリーを作り上げるというもの。企画にあたって完成形の予想が難しく不安もありましたが、個々のアイデアを結集し素晴らしいクリスマスツリーが出来上がりました。このツリーについては、イベント後からグローバルキャンパス2階のラウンジ内に掲示しています。子どもたちの力作をぜひご覧ください。

クリスマス会を終え、子どもたちから「来年も行きたい」といった声が多く聞かれました。企画してきた私たちにとって、子どもたちからそういった声をもらえたことは大変うれしく思います。子どもたちの期待に応えるとともに、地域に根付いた活動とするためにも、今後もクリスマス会を続けていきたいと考えています。また、イベントを通し学生が継続的に陸前高田を訪れることで、ひとりひとりが被災地の現状を感じ取ってもらえる貴重な機会になることにも期待しています。

本イベントの企画・実施にあたりご協力いただいた、陸前高田市教育委員会、陸前高田グローバルキャンパス、立教大学陸前高田サテライト事務局の方々、またポスター掲示にご協力いただいた陸前高田市内の方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。

（文・立教大学社会学部社会学科2年　名和純）

ミニゲームのひとつ、間違い探し。みんな真剣に探しています。

サンタさんから一足早いクリスマスプレゼント。

みんなで力を合わせてツリーづくり。どんな作品が出来上がるのでしょうか。

みんなで楽しい時間を過ごしました！