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岩手大学管弦楽団 第59回定期演奏会 in 陸前高田 を実施しました(2019/12/1)

2019/12/04

 2019年12月1日(日)14時から、陸前高田市コミュニティホール・シンガポールホールにて、本学管弦楽団によるコンサートを開催しました。(主催:岩手大学、岩手大学管弦楽団、共催:陸前高田グローバルキャンパス、陸前高田グローバルキャンパス事業岩手大学推進室、後援:陸前高田市、陸前高田市教育委員会)。

 当日は、陸前高田市やその周辺地域から多くの市民の皆様にお集まりいただきました。初めに岩渕学長から挨拶があり、岩手大学が今年創立70周年を迎えたこと、また、陸前高田グローバルキャンパスの運営では市役所をはじめ多くの方々にご支援いただいていることに感謝するとともに、会場の皆さんと今日のコンサートを楽しみたいとの言葉がありました。続いて、戸羽 太 陸前高田市長から、昨年度の吹奏楽部に続き、70周年の記念コンサートを陸前高田で開催することへの謝辞をいただきました。

 久志本 涼 氏の指揮のもと、第1部ではチャイコフスキーの「スラヴ行進曲」、グリーグの「ペール・ギュント第一組曲」などが演奏されました。「ペール・ギュント第一組曲」第1曲「朝」や第4曲「山の魔王の宮殿にて」などはテレビCMで起用された楽曲ということもあってか、「聴き覚えのあるメロディー」「楽曲を通して聴くのは初めて」という声もあり、ご来場の皆様の心をひきつけたようです。
 第2部は、演奏時間が約40分にわたるチャイコフスキーの「交響曲第4番」が演奏されました。これぞオーケストラといった本格派の楽曲をそつなくダイナミックに演奏し、管弦楽団の実力の高さを肌で感じていただけたようです。
 アンコールでは、指揮者の久志本氏と管弦楽団団長の八幡美緒さんの挨拶の後、ラフマニノフの「イタリアンポルカ」やクリスマスの訪れを感じさせる「そりすべり」を演奏し、大きな拍手の中、コンサートは幕を閉じました。

 来場者からは「オーケストラの演奏を聞くのが初めてで感動した」「音楽は日常のストレスを忘れさせ、明るい気持ちにさせてくれる」などうれしい声がありました。団長の八幡さんからは「陸前高田で公演ができてよかった。ぜひ来年も沿岸で演奏会を行いたい。」という言葉もあり、演奏した学生を含め、会場全体が楽しい時間を過ごしました。

 管弦楽団の今後の詳しい活動予定は管弦楽団ホームページTwitter(@gandai_oke)でご確認ください。


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