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立教たかたコミュニティ大学第3回「パラスポーツ ゴールボール体験~音の世界を体験しよう」を開催しました!(2018/12/16)
2018/12/20
立教たかたコミュニティ大学第3回「パラスポーツ ゴールボール体験~音の世界を体験しよう」(2018年12月16日13:00-15:45)を開催しました。
今回の講師は立教大学卒業生でゴールボールロンドンパラ五輪金メダリストの若杉遥さんと元ゴールボール全日本女子チームコーチ・江黑直樹さんです。20代から80代までの18名の方にご参加いただき、目が見えない方も目が見える方も一緒になってゴールボールを体験しました。
まずは江黒さんが若杉さんにインタビューをする形式で、若杉さんが生まれてからゴールボールに出合い、選手として活躍するまでのお話しを伺いました。
続いて、江黒さんからゴールボールについて説明がありました。ゴールボールには「ハイボール」という名称の反則があるのですが、江黒さんは、その名称をあてるクイズを出し、ヒントとして来場者に「夜、何を飲みますか?」と問いかけるなど、ときに笑いを交えながら説明を進めていきました。
いよいよゴールボール体験開始!
ゴールボールは、スキーのゴーグルのようなアイシェードをつけて視覚がない状態となり、バレーボールより2周りほど大きく、中に鈴が入った固いボールを使用して行ないます。1チーム3人で、向こうサイドにある相手チームのゴールに向かってボールを投げ、相手チームは鈴の音や仲間の声をたよりにゴールを守る、これを交互に行い、多くゴールを決めたチームが勝ちになります。
まず、3人1組となり、パス練習をしました。アイシェードをつけ、チームメイトの名前を呼び返事を聞いて相手の位置を確認してパスを出し、相手はボールの中の鈴の音を聞いてボールをキャッチします。
続いて、タコ糸の上にラインテープをひいたコートに入り、相手チームに向けてボールを投げ、相手チームはそのボールを止める練習をしました。コート内では、タコ糸に手や足でふれて自分の位置を確認します。参加者は時間が経つにつれて目に見えて上達。ナイスプレーに拍手がわいたり、珍プレーに笑いが起こったり。
最後は、若杉さんへのチャレンジタイム。参加者が投げたボールを若杉さんがキャッチ。若杉さんは1人でゴールを守り切りました。
視覚を使わない、新感覚のスポーツ。大好評のうちに終了しました!!