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立教大学学生団体Frontiersによる復興支援活動「唐桑ツアー」を実施しました(2018/08/05-08/08)

2018/11/08

 2018年8月5日(日)〜8日(水)の4日間、立教大学復興支援団体「Frontiers」による復興支援活動「唐桑ツアー」を実施し、同団体所属の学生13名、教職員2名の計15名が参加しました。本活動は、宮城県気仙沼市唐桑地区および岩手県陸前高田市を拠点に、地域住民との交流や復興状況の視察を通して、被災地の”いま”を身をもって体感することを目的としており、2011年から毎年、現在は年2回実施しています。

 

 1日目は気仙沼市内のリアスアーク美術館にて、震災当時の状況を写真から読み取ったのち、気仙沼みなとまつりを見学しました。

 2日目は唐桑町内において、地元のツアーガイドの方に地域の観光資源を案内していただいたほか、震災後に学生やボランティアの集う場所となった「安吾庵」にて、震災当時のお話や人生観について伺いました。

 3日目からは陸前高田市に移動して、けんか七夕まつりを見学し、ボランティアとしてゴミ拾いなどのお手伝いをさせていただきました。

 4日目は、陸前高田市内の復興状況を高台などから見学したほか、津波の直撃を受けながらも奇跡的に残った「米沢ビル」にて、震災当時のお話を伺い、改めて津波の恐ろしさを実感しました。

 すべての行程を終えたのち、「陸前高田グローバルキャンパス」にて活動の振り返りを行いました。ここでは、本活動で学んだことや感じたこと、各々が抱くこの地域への想いなどを共有し、このツアーを締めくくりました。

 

 本活動を通して、改めて震災が残した爪痕の大きさを痛感したとともに、お世話になった地元の方々とのつながりの大切さを実感しました。今回だけに限らず、今後ともこの活動を続けていくことで、この地域との関わりを大切にしていけたらと切に願っています。

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