2017年12月16日（土）、「たかた子どもキャンパス」のプログラムの一環として小学校４年生から６年生を対象に、パソコン作り教室が、陸前高田グローバルキャンパスにおいて陸前高田市教育委員会主催、立教陸前高田サテライトの共催で開催されました。

この企画は、今年の夏休みに開催が予定されていましたが、台風の影響で中止となり、関係者の強い要望により、開催されることになったものです。

講師には、子ども向けコンピューター“IchigoJam”のプログラミング事業を展開している（株）ナチュラルスタイル代表の松田優一氏を福井県からお招きしました。

16日の夜、子どもたちをサポートしてくれる大学生（立教大学、岩手大学、聖心女子大学）の学生を対象に、翌日の教室とまったく同じ体験をしてもらいながら、子どもたちに事故がないよう万全を期しました。

当日の参加者は残念ながら７名と少なかったのですが、IchigoJamの回路を半田ごてでつなぎ起動させる、プログラムを打ち込み小さな電灯を自由の点滅する、ゲームを創るなど、３時間にわたる教室でした。

その間、子どもたちはみんな集中し、回路がうまくつながった時やゲームを創れた時には、ちょっと照れながらもとても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。周りの大人たちの方が興奮気味で都度、拍手が沸き起こっていました。

完成したIchigoJam、モニター、キーボードはクリスマスプレゼントとして子どもたちに持ち帰ってもらいました。今回の企画に要した経費は、すべて立教大学のIT企業の２名の社長さんから寄付していただきました。ありがとうございました。

陸前高田グローバルキャンパスの別名は、「たかたのゆめキャンパス」です。今回の企画を通じて子どもたちに「ゆめ」を届けられたと思います。きっと近い将来、参加した子どもたちの中から優秀なプログラマーが育ち、高田の新しいまちづくりに貢献してくれると思います。

松田先生による説明

「ねえ、次はどうするの！？」

子ども向けコンピューター“IchigoJam”

熱中！！

「出来た？」

「うわあ、すごい！！」

「次はこれをこうして…」

完成～！