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第9回「立教野球教室 in 陸前高田」を開催しました!(2022/08/06)

2022/10/18

2022年8月6日(土)、第9回「立教野球教室 in 陸前高田」を開催しました。コロナ禍で2020・2021年度は中止したため、3年ぶりの開催となりました。 2020年8月に高田松原運動公園第一野球場(楽天イーグルス 奇跡の一本松球場)が完成し、これまで野球教室で深い繋がりがあったことから、立教大学野球部が同球場で夏季キャンプ(8月2日~12日)を行うことになり、そのうちの半日を使って実施しました。

 

前日の20時からおおふなポート(大船渡市)で野球部員向けの事前学習会を行いました。立教大学職員より陸前高田市の概要や被災状況、立教大学と陸前高田市の繫がり、野球教室の開催経緯などについて説明した後、本プログラムの発起人であり現地協力者でもある陸前高田市役所ご担当者様より、復興後のまちづくりや野球教室への想いについてご講話を頂戴しました。

 

事前学習会の最後に、野球部長の文学部・金子明雄先生が、「津波で町がなくなった、家がすべて流されたという説明を聞いてもなかなかリアリティを持てないかもしれないが、是非自分ごととして考えてみて欲しい。もし自分の身におきていたら人生がどう変わっていたか、君たちがいま当たり前のようにできていること(野球)の有難さを考えてみて欲しい」と仰っていたのが印象的でした。

 

教室当日は晴天に恵まれ、爽やかな海風も吹く中、10時から野球教室を開始しました。高田第一中学校、高田東中学校の野球部員計33名を対象に実施され、立教大学野球部からは37名の野球部員が参加しました。

 

主務と学生コーチの司会進行による開会式のあと、ポジションごとの自己紹介、キャッチボール、シートノック、ポジション別守備練習、ティーバッティング、大学生によるバッティングのデモンストレーション、質問タイム、記念撮影を行いました。中学生は、はじめは緊張していましたが、大学生が積極的にコミュニケーションを図り、最後は時間が足らなくなるほど盛り上がりました。

 

お互いに顔が分かる関係を築くことができ、双方ともに大変有意義な時間になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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