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立教大学落語研究会が「サテライト健康寄席」を開催しました(2017/09/10)
2017/09/25
9月10日、立教大学落語研究会はモンティ・ホールにて「サテライト健康寄席」を開催しました。落語会メンバー5名が落語を披露したほか、落語の歴史・お江戸事情などを紹介するコーナーや来場者参加型コーナーも設け、お客さまも一緒に落語を楽しんでいただきました。来場者参加型コーナーでは落語会メンバーが落語のしぐさの1つであるお蕎麦のすすり方を伝授し、来場者全員で存在しない蕎麦をすするしぐさをする様子は壮観でした。会場は終始笑いに包まれ、お客さまも演者も楽しんで落語会を行うことが出来ました。
【メンバーからのメッセージ】
南脱亭登鯉小(富村美加 文学部四年)
今回はじめて陸前高田グローバルキャンパスを利用しました。周辺には民家や畑、スーパーマーケット、飲食店、小学校、病院などがあり、地元住民の方と触れ合う機会に恵まれた立地だと思いました。また、グローバルキャンパスでは電動自転車の貸し出しがあったため、実際のところ現地では比較的スムーズに移動することができ、有り難かったです。施設内には利用予約不要のラウンジがあり、大学関係者や地元住民を問わず、さまざまな目的でグローバルキャンパスに来た人と自由に交流できる場になっている点がとてもよかったです。キャンパス内には、陸前高田で捕獲された海の生き物たちのいる水槽がいくつかあり、そういったことからも、地元とのつながりを感じさせる場所だと思いました。陸前高田グローバルキャンパスを通して出会った方々は、芯の強さを感じさせる優しい笑顔が印象的でした。またぜひともグローバルキャンパスを利用した活動に参加したいです。
極楽亭胡桃(堀田桃香 文学部二年)
現地に行く前に、地図で確認して予想していたよりも建物同士の距離があったのと、坂道が多いこともあり、グローバルキャンパスで電動自転車を借りられたことは、移動の際に非常に助かりました。グローバルキャンパス内は、CDやパソコンを使った企画が、十分にできるくらい機材が充実していたと思います。また、玄関に設置するウェルカムボードを貸して頂いたり、お客様の誘導を手伝っていただいたりと、とても運営がしやすい環境を作っていただき、ありがたかったです。お客様の中には、チラシを見て来てくださった方もいらっしゃって、宣伝用のチラシの設置に協力していただいた街の皆さんのおかげで素晴らしい会になったと思いました。会が始まる前は緊張していましたが、実際に来てくださったお客さまは落語を聴いたことのある方が多いにもかかわらず、私たちの落語や講座を和やかに聴いてくださり、私たちも一緒に楽しむことができました。アンケートの記入にも協力してくださり、今後の勉強にもなりました。全く知らない土地に行って落語をするという経験自体初の試みで、不安なことも多かったのですが、たくさんの人の協力で、とてもいい経験をさせて頂けたと思います。今回学んだことを活かして、ぜひまたこのような企画に参加したいと思いました。
暁亭夜宴 (才田夕奈 文学部二年)
今回初めてグローバルキャンパスを利用しました。地域の方々とお話させていただいたり、震災遺構をまわって、震災の爪痕を改めて痛感したと同時に、自分は今この瞬間何ができるだろうか、将来社会のために何ができるだろうかと自問しました。もっといろいろなことを学ばなければ、そう思いました。
町の方々、落語会に来てくださった方々、皆様本当に温かくて優しくて、私も元気をいただきました。その分、次回はもっと笑っていただけるよう、精進したいと思います。とても良い経験をさせていただきました。
ロック座ポール(上原暁人 観光学部三年)
普段から落語を聞く人の割合が多かったためか、東京の老人ホームや町内会での落語会のように打ち上げ花火があがる賑やかさではなく、線香花火が綺麗に咲いているような雰囲気の会になりました。ウケなかったわけではない。なんならいつもよりウケた。地元の人たちの、陸前高田の人たちの人の流れや、考え方が落語の高座を上品にしてくれました。こんな体験をすることが出来たのは、三年間で初めてです。ゆっくりとしていながらも、確かに閃光している素晴らしい経験をすることが出来て、幸せでした。ありがとうございます。
角屋海老丸(野村有希 経営学部四年)
落語会を開催するにあたり、高座の設営や机椅子の移動などスムーズできました。机椅子が足りない場合など不都合があった際には、臨機応変に対応していただきました。落語会では地元の方々にご来場いただきました。落語を披露したり、交流を図ったりと楽しい時間を過ごすことができました。次回は落語会に限らず、グローバルキャンパスでのプログラムに参加してみたいです。