モバイル建築を活用した応急住宅に関する講演会と見学会

このプログラムへの参加は 要予約 です。

2021年11月23日 〜 2021年11月23日

10:00 〜 16:00

モンティ・ホール
長坂俊成
【防災講座のテーマ】 「モバイル建築を利用した応急仮設住宅の社会的備蓄~講演と見学会のご案内」 【主催】立教大学陸前高田サテライト 【協力】一般社団法人日本モバイル建築協会 【内容】 東日本大震災以降、モバイル建築を利用した新たな応急仮設住宅が利用され始めました。モバイル建築は、一般の恒久住宅と同等以上の耐震性や断熱性、防音性、環境性能を有し、解体せずにトラックに載せて迅速に移設し直ぐに利用することができるものです。 今回の講座では、被災者の健康と暮らしを支える新たなタイプのモバイル建築を利用した応急仮設住宅について可能性や普及に向けた課題について考えます。特に、モバイル建築を災害時に利用するためには全国に備蓄必要がありますが、使わないまま備蓄しておくことはできません。そこで、平時は地方創生に資する施設として利用しつつ、災害時に被災地に提供する仕組みが必要となります。この仕組みを「社会的備蓄」と呼びます。講義では、特に、この「社会的備蓄」という官民連携の取り組みについて参加者のみなさまと討論したいと思います。 当日は、講義に先立ち、講師がガイドとなり、陸前高田グルーバルキャンパス内にあるモバイル建築を利用した応急仮設住宅注1)と『3.11仮設住宅体験館』注2)を見学していただきます。 注1) 2018年西日本豪雨の際に日本で初めて災害救助法に基づき供与されたモバイル建築を利用した応急仮設住宅と同じタイプ。 注2) 東日本大震災で実際に使用されたプレハブ型応急仮設住宅を保存した施設 【講師】  長坂俊成  立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 教授   専門は防災危機管理。東日本大震災当時、国の防災研究機関の研究員として陸前高田市の罹災証明書の発行や流された写真やアルバムの返却、被災状況の映像記録などの活動に従事。2014年から立教大学教授に就任し、立教大学陸前高田サテライト副サテライト長を務める。現在、モバイル建築を利用した地方創生や応急仮設住宅、復興住宅の研究開発と普及に取り組む。また、震災後10年を迎える中、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の授業「オーラルヒストリーとデジタルアーカイブ」と連携して、スマホアプリで聞けるWebラジオ「りくたかラジオ」を開設し、陸前高田の復興と未来を語る声の配信とデジタルアーカイブに取り組む。 小島誠一郎 一般社団法人日本モバイル建築協会 理事 事務局長   東日本大震災当時、災害支援のプロボノとして、ICTを用いて被災地の災害対応を支援する『ALL311プロジェクト』及び被災地の災害デジタルアーカイブを支援する『311まるごとアーカイブプロジェクト』の現地ディレクターを務める。一般社団法人協働プラットフォーム理事を兼務。 【日時】2021年11月23日(火) 午前の部:10時~12時   午後の部:13時~15時 注1) 午前、午後とも講座の内容は同じです。 【場所】陸前高田グルーバルサテライトキャンパス 【対象者】陸前高田市の住民。その他学生や一般の方。  ※保護者同伴の場合小学生以下のこどもも参加可能です。 【定員】午前・午後ともに20名 【参加費】無料 【事前申し込み制】 締め切り 11月16日 申し込み先:以下のHPからお問い合わせ内容に「11月23日講座参加希望」と記入してください。 https://mobakyo.or.jp/contact/ ※申し込み多数の場合は先着順で締め切らせていただきます。

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