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2019年度立教たかたコミュニティ大学 第2回「スポーツを通じたまちづくり・ひとづくり」を開催しました。(2019/12/14)

2019/12/19

2019年度立教たかたコミュニティ大学第2回「スポーツを通じたまちづくり・ひとづくり」(2019年12月14日13:30-15:10)をアバッセたかたのパブリックスペースで開催しました。

 

陸前高田「まちづくり総合戦略」に掲げる 「SDGs」 (持続可能な開発目標)にも関連した講座として、今回は「スポーツ」を取り上げました。立教大学の全学共通カリキュラム科目「ボランティア論」にもご登壇いただいた、元Jリーガーで株式会社いわきスポーツクラブ代表取締役 兼 総監督の大倉智様にご講演をいただきました。また、冒頭には陸前高田市でスポーツ施策を担当する地域振興部観光交流課長兼スポーツ交流推進室長の村上 知幸様にもご挨拶をいただきました。

 

いわきFCでは「スポーツを通じて社会価値を創造する」というビジョンを掲げ、J1に昇格することだけではなく、サッカーというスポーツが持つ経済的な価値を最大限引き出すことで『いわき市を東北一の都市にする』ことを目標にしています。それを実現するための5つのストラテジー(①スポーツファシリティの運営整備、②地域との一体化、③未来を担う人材の育成、④世界基準のチームビルディング、⑤魂の息吹くフットボールによる熱狂空間の創出)について、いわきFCでの取り組みはもちろんのこと、他国との比較や最新のスポーツビジネスの事例紹介も交えてお話しいただきました。その中でも、特に【人材育成と教育を中心に据える】ことを大切にされており、「サッカークラブは社会的な存在であり、地域と共にある。我々はこれを自覚し、地域に溶け込み、スポーツアカデミーを無料で実施して、ドームいわきベースを地域に開放し、心身共にスポーツを通じて成長した真のアスリートを育てていきたい」というお話しがとても印象的でした。質疑応答ではこれまでにないくらいたくさんの質問や感想があり、陸前高田市出身の大船渡高校の男子生徒が、大倉様からもとてもいい視点だと評価される質問もしてくれました。あっという間に時間が経ってしまい、盛会のうちに終了しました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

 

  

 

  

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