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2018年度 立教たかたコミュニティ大学第2回「正多角形を菱形で埋め尽くす!」を開催しました!(2018/11/04)
2018/11/15
立教たかたコミュニティ大学第2回、立教大学理学部の青木昇教授、杉山健一教授による講座「正多角形を菱形で埋め尽くす!」(2018年11月4日(日)13:00-14:40@陸前高田グローバルキャンパス・講義室)を開催しました。
講座には17名程の方にご参加いただきました。講座の前半は青木先生が担当し、正多角形でも平面を埋め尽くせるものも、そうでないものもあります…といったお話しから、高校生が発見した定理、無理数をめぐるピタゴラスの悲劇(喜劇!)など、普段なかなか考えることのない数学の世界を垣間見ることが出来ました。また、実は身近なものの中に数学が隠されていることが見えてきました。
後半の杉山先生からは、正12角形をあるルールに従ってひし形に塗りつぶしていくという課題が出されました。参加者の方は立教大学の大学院生のサポートを受けながら熱心に塗りつぶしていきました。取材にいらしていた記者さんや本学のスタッフまで熱心に塗りつぶしていて、圧巻の光景でした。塗りつぶしたあとにはある有名なデザインが見えてきたのですが…どのようなデザインだったのかはご来場くださった皆さまにお尋ねください!!
帰りがけ、参加者のおひとりが、普段は使わない頭の部分を使ったとおっしゃっていましたが、その言葉通り、数学を使って、普段考えないようなことを考え、やらないようなことを実践する講座となりました。
なお、講師やサポートの大学院生は前日に震災遺構を視察し、地元の方のお話しを伺いながらお寺や気仙大工といった地元の文化に触れることが出来ました。お話を聴かせてくださった皆さま、ありがとうございました。