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陸前高田市立高田東中学校における「復興教育職業講話」実施報告(2017/12/15)
2017/12/20
2017年12月15日(金)午後(13:40~14:40)、立教大学理学部数学科・山田裕二准教授が陸前高田市立高田東中学校(以下、高田東中学校)にて「復興教育職業講話」を行いました。
高田東中学校では、(1)自己の在り方、生き方を考え、主体的に進路を選択し、将来的に社会人・職業人として自立するための力を育む機会とすること、(2)生徒に職業観・勤労観を育成するうえでの具体的なイメージを持たせるため、地域の企業や産業界、学識者等との交流を通じ、社会に対して正しく認識するよう知見を深める機会とすること、(3)気仙地区や岩手、全国で働いている方の話しを聞き、郷土愛を醸成するとともに自身の人生設計の夢を育む機会とすること、を目的として毎年「復興教育職業講話」を実施しています。
山田裕二准教授は、「自分の世界を広げるもの~縁(えん)と言葉(ことば)~」と題した講話を行いました。専門である数学の話題や自身のこれまでの経験などを交えながら、『自分が何を分かっていないかを分かる』こと、知らないことを『自分の力で分かる』ことが大切であることや、将来を心配し過ぎることなく、いま目の前にあることを一生懸命にすることを通じて『やりたいこと』や『好きなこと』に出会えること、などについてお話しされました。生徒さん達が時折頷きながら、真剣に聞き入っている様子がとても印象的でした。
限られた時間でしたが、それぞれに気づきを得て、これからの学びや人生設計をしていくうえでの一助となる大変良い機会となりました。