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東京大学・プリンストン大学サマープログラム2017 実施報告

2017/07/24

201779日~14日の56日で一般社団法人マルゴト陸前高田が受入れ先となって、東京大学・プリンストン大学サマープログラム2017が開催されました。参加者は14名(東京大学5名、プリンストン大学5名、スタッフ4名)、滞在中の4日間、ミーティング等でグローバルキャンパスを利用されました。

今年度のテーマは、「陸前高田の魅力を海外にどのように発信できるか?」でした。このテーマのもと市内で6日間フィールドワークをしていきました。内容は、市内の観光資源となりそうな文化や、人、産業の見学で、普門寺を訪問し住職さんの講話を聞いたり、気仙大工の技術を継承している小泉木工所さんを訪問し、実際にものづくり体験をしたり、陸前高田市のお米ブランドたかたのゆめについて農家さんから直接話を伺ったり、菊池畳店の菊池純一さんから震災後のコミュニティ再構築の課題などについて生の声をお聞きし活発な議論が繰り広げられました。この他にも、二泊三日の民泊体験をするなど、大変盛りだくさんのフィールドワークでした。

最終日には両大学から、(一社)マルゴト陸前高田へのインバウンド事業に関する一般公開提言発表会がグローバルキャンパス内のモンティーホールで開かれました。市内外の方も参加され大変有意義な場となりました。

発表会では、外国の方に陸前高田をイメージしやすい伝わりやすいキャッチフレーズやイメージロゴの紹介、SNSなどを使用して効果的に街の魅力を発信するための手作り動画のお披露目もありました。また農業や漁業の担い手が減少していることから、家業のお手伝いと民泊を合体させて、長期滞在型産業貢献型の民泊プログラムの提案などもありました。

(一般社団法人マルゴト陸前高田 横澤亜耶)

 

 

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